どうもこんにちは。
ひまわり(@positivegirl___)です。
あ、人の死期がわかってしまうといっても、霊能者やエスパーではありませんよ(笑)
私は、介護施設で介護士として働き12年。私の働いている施設では「ターミナルケア」というものをしています。
そのせいもあり、人の死期がわかってしまうんです。まぁ、こういう仕事をしている方や看護師やドクターの職業病とでもいいましょうか。
ターミナルケアとは

ターミナルケア(英: End-of-life care)または終末医療(しゅうまついりょう)とは終末期の医療および看護のことである。
終末期の患者は、老衰、ガン、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、筋萎縮性側索硬化症、筋ジストロフィー、パーキンソン病などの進行により、特定の臓器の機能不全または多臓器不全になっているので、医学的・生物的に延命は不可能であり延命治療は行なわず、病気や障害からの回復や、病気や障害の進行の遅延や、心身の機能の維持を目的とする医療も不可能であり行なわない。
日本の医療制度・介護制度としては、ターミナルケアを行う施設として、健康保険が適用される施設として、ホスピス、医療療養病床、介護保険が適用される施設として介護療養病床、介護療養型老人保健施設、特別養護老人ホームがある。
引用 Wikipedia
何で死期がわかるのか
正直、現場で培った長年の勘、感覚というところが大きく、そう言ってしまえばそれまでなんですが…。
具体的にいえば、顔色や呼吸状態、紫斑(皮膚や粘膜の組織中に出血することによって起こる紫色の斑点)、日中の睡眠状況、排便の状況、食事量、バイタルサイン、その人の持っている病気などといったところでしょうか。
さらに一つ一つ具体的にというところは、かなり専門的なお話しになるので、今回は割愛いたします。
私たち介護士は、看護師やドクターよりも、密にその人と関わります。そのため、他の職種よりも些細な変化にもいち早く気づくことが出来ます。そこは、介護の強みであると思っています。
些細な変化を感じ取れるからこそ、時期が近くなると、その人のだいたいの死期がわかってしまうのです。
あまりいい特技ではない
都度わかってしまい、しかもそれが当たると、私の場合は正直落ち込みます。また当てちゃったかぁ…と。
日にちだけではなく、時間まで当ててしまった時はなおさら。
先程も言いましたが、顔色や呼吸状態、紫斑(皮膚や粘膜の組織中に出血することによって起こる紫色の斑点)、日中の睡眠状況、排便の状況、食事量、バイタルサイン、その人の持っている病気などを見て、感覚的に死期を判断していますが、先日、情報だけ聞き本人を見ずに死期を当ててしまったことがあり、そのときもちょっと落ち込みました。
出来れば、人の死期なんて知りたくもないしわかりたくもないです。
わかっても信じたい
わかってしまっても、それが日を追うごとに確信に変わっていったとしても、やはり奇跡が起きるんじゃないかという気持ちは、もちろん常に持っています。
だって、いなくなるのは悲しいですもん。
もしかしたら…とか、一日でも長く…という気持ちはいつもありますよ、もちろん。
ちょっと救われた
人の死期がわかってしまうことについて、ちょっと落ち込んでいたら、旦那に
と言われて少し気持ちがラクになりました。
おわりに
仕事では時に必要なこともあるので、だいたいわかった時点で周りに伝えるようにはしていますが、プライベートではもしわかったとしても言わないようにしたいと思います。だって、いい気はしないですし、なにより自分が落ち込む。
最後まで読んでくださりありがとうございました。